アントマン&ワスプの感想

ネタバレは自己責任で

 

 

 

今回の物語は過去の精算が全体のテーマにある気がした。

刑期であったり、離れ離れになった家族であったり、健康な体だったり。

あとうろ覚えだけどメインの人物がヴィラン(今回そう呼べるものかはともかく)含めて死んだ人が居ないのもカラッとしてて良いと思った。もしかしたら誰も死ななかったのは初めて?わからん。

ミクロの世界に降り立った時の静寂に感銘を受けました。映画館、しかも音響が豪華な方で見たので尚更静寂が際立ったと思う。BGMも止まってピム博士の息遣いとかだけが聞こえる、普段は友達の家でみてるけどあの感覚は映画館特有のものだよな。全体のテンポは良かったし、笑える場面も多くありとかなり好きな流れだった。

ただ主人公はスコットではなくピム博士だと感じた。アントマンのスーツを身につけてるから博士もアントマンなんだけど。

会社とか国とかみではなく家族っていう小規模のトライブの話だからコミカルにいろんなシーンを描けたのかなと。そう考えると博士が主人公でもそんなにおかしくない主張だと思うのです、少し丸くなった(人間的な成長をした)わけだし

ラストは思わずアッ!と言いそうになった。

不満点はない、お母さん強すぎない?ってのと目元ちゃんとメイクしてるんやな!ってのだけ気になったけどこれは不満ではない